『今まで10人がかりで丸1日かかっていた毎月の経理事務の作業がたったの1時間で、しかも1人で完結できるようになりました。』
これを聞いてどのように思われますか?
よくある誇大広告でしょ?
高価なシステムを導入したんじゃないの?
早いけど間違いだらけだと意味ないよね?
なんか胡散臭いわ・・・。
そのように思われる方が多いかもしれません。
実は、これは私が東京の税理士法人にいた頃、実際に依頼を受けて行った経理事務効率化の一例です。
この時はお客様からの依頼ではなく、社内の別部署からの依頼だったので
お金を掛けてシステムを導入するようなことはしていません。
使ったのはエクセルだけ、つまり私の人件費以外には1円もかかっていません。
不動産業の記帳代行で毎月大量の賃料入金、管理費用等の支払いを手入力していたところ、もともとあった入出金のレポートをエクセルで加工して会計システムに取り込む仕組みを作るというお話しでした。
これだけ聞くと「えっ、それだけ?」と思われるかもしれませんが、そもそもそういった発想がないと、ひたすら人海戦術でガンバルしかないのです。
また、そういった発想になったとしても、実際にやってみると様々な条件分岐があり、どのような場合でも対応できるような仕組みを作るには実際かなりの経験が必要になります。
このエクセルを使った効率化というのは、私の得意分野です。
いままで大量の経理事務をまかされ、自ら苦しんできた経験の中で身に付けたノウハウです。
別の事例を挙げると、
上場企業のお客様から
①誰でも税金計算ができるような計算シートを作ってほしい。
②誰でもキャッシュ・フロー計算書が作れるようなツールを作ってほしい。
③会計システムから決算短信、有価証券報告書などを
最短距離で作れるようなツールを作ってほしい。
④予算、将来計画作成のためのツールを作ってほしい。
といった無茶ブリともいえるようなご依頼をいただき、対応したこともあります。
今思えばいい経験ができたと思っていますし、このおかげで今があるとさえ思っています。
はっきり言って経理事務は1円の売上も生みません。しかし、おろそかにしてはいけない仕事でもあります。結果をうまく使えれば業績アップにもつながります。
高価なシステムを導入せずに、経理事務の効率化を図り、それによって生まれた人的資源を財務の分析、将来計画の作成や他の生産性の高い業務に投入してください。
当事務所のサービスメニューにも、「経理業務フロー構築・合理化支援」というものがあります。エクセルをメインにしたツールの作成は、全てのお客様に対応できるとは言えませんが、経理事務の効率化をお考えの方は一度ご相談ください。
最近流行のクラウド会計にも対応していますが、カスタマイズのしやすさではエクセルが最強です!
社長自ら経理業務を行っている場合には、「記帳代行」で丸ごとお願いしてみるのもひとつの方法です。上記のノウハウを活用して効率化を図り、最小限のコストでご提案できると思います。
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